チームラボ猪子さん

やわらか茶室、めもですく--チームラボ猪子氏が語る「情報化時代のアートとオフィス」


抜粋。


まずは、実在する女の子がそのままアート作品となっている『東京ガール』だ。チームラボ代表の猪子寿之氏が都内でスカウトしてきた、れっきとしたアート作品である。写真の家もこの女の子の住まいそのままだ。ほとんどの家具をネットで買っているという。ベッドも携帯電話で買ったそうだ。

リアルな日本を表現したかった猪子氏は、思想も、社会への反抗もなく、ライトな感覚でひきこもりをしている女の子にそれを重ねた。猪子氏は「これが日本だ」と言い切る。


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『世界時計』

短針が12本の時計。それぞれ世界の都市名が書いてあり、東京の時間と同時に世界11都市の時間を表示する。こちらから購入できる。

「上場するぜ!みたいなイケイケのベンチャー企業に行くと、入口にロンドン、パリ、ニューヨーク、東京って時計が5個くらい並んでるんです。でも秒針ずれてるんですよね。地球は1個なのに。だからテロが起こるんだなぁと思った。だったら世界平和のために作らなきゃと。世界って時差はあっても、分、秒は変わらないんです。当たり前のことですが、それを忘れている人がいるんです。世界が1つなのを忘れている。世界はつながっている、同じ空間に生きている。これはテロ対策のための時計です」(猪子氏)

猪子さんって、飛んでるなー。すごい気になる存在。

猪子寿之氏が都内でスカウト」を直接してきたところに、代表という立場にいる猪子氏の行動力を感じた。
「テロ対策の時計」と言い切ったところにすさまじいセンスと思想を感じた。